今年度、初めての開催は去年に引き続きご依頼くださった、鶴ヶ島市立鶴ヶ島中学校です。
このような状況の中ではありますが、可能な範囲でということでご依頼いただきました。
私たちとしましても、いろいろな可能性を模索することができるということで、ありがたくお受けさせていただきました。
今回は2日に渡って開催をされるということで、1日目に妊婦体験2日目にいのちの講話というスケジュールとなりました。
感染対策の一環で、1日目の妊婦体験には私たちスタッフは同行せず、担当の先生にマニュアルをお渡ししてお任せするという、初の試みをさせていただきました。
とても意欲的な先生であったこともあり、大きな問題もなく体験は無事に終えられました。妊婦体験を終えた生徒さんたちの感想もとても素晴らしく、妊婦さんを見かけたらぜひお手伝いしたいという声や、赤ちゃんがおなかにいると自分の動きなどいろいろな部分で配慮しなければならないというところに気付いた生徒さんもいました。
中でも産んでくれたお母さんへの感謝を感じた生徒さんが多かったです。
そして2日目は最小限のスタッフでいのちの講話をさせていただいてきました。
本来であれば赤ちゃんゲストさんと一緒に学校へ行くのですが、この状況下ではリスクが高すぎると判断し、こちらも初の試みとして赤ちゃんのママたちには「赤ちゃん動画」のご協力をいただきました。
これは普段の赤ちゃんとの様子やお世話の様子を撮ってもらい、こちらで編集させていただいたものです。
可能な方には、子育ての中で大変なことや幸せなことなどについて答えるインタビューにもご協力いただきました。
赤ちゃんとのリアルなふれあいこそできないものの、こんな時だからこそ学校では見られない沐浴シーンであったり、お食事シーン、ご兄弟とのふれあいのシーンなど貴重な動画を生徒さんたちに見ていただくことができました。
中でも、生後1か月の赤ちゃんのご家族にご協力していただけ、街中でもあまり目にすることがない新生児期の赤ちゃんの様子を知ることができました。
また、現在妊娠8か月の妊婦さんにもご協力いただくことができ、おなかのふくらみがわかるお写真や旦那さんと一緒におなかに手をあてているお写真も見ていただくことができました。
妊娠中に働く場合にどのようなことに気を付けているのかという質問にもお答えいただき、代読という形ではありましたが、リアルな妊婦さんのお話を聞くこともできました。
ご協力いただいたご家族の皆様、本当にありがとうございます!
講話中、妊婦さんのお写真が出てきたり赤ちゃんたちの動画が流れると、「すごい」「かわいい」など感嘆の声があちらこちらから聞こえ、どの生徒さんたちもいきいきとした表情を見せてくれました。
講話の終わりにはBaby-smileオリジナルメッセージカードを配布し、自分の大切な人へ想いを伝えるツールとして活用してほしいということと、子どもスマイルネットのリーフレットとカードも配布させていただき、終了となりました。
去年までと同じようにはできない部分もありましたが、その分に取って代わる新たな関わり方をスタッフ内でいろいろと考え、形にすることができたのではないかなと思っております。
今年度もいのちの授業をご依頼下さりました、鶴ヶ島中学校様、赤ちゃん動画にご協力くださいましたご家族様方、お写真とコメントをご提供くださった妊婦さんご家族様
様々な方々のご協力により授業を開催できましたこと、心よりお礼を申し上げます。
ありがとうございました!
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