いのちの授業プロジェクト

 昨今、自殺やいじめ、虐待など命に深く関わる痛ましい事件を耳にすることが多く、命が軽視化される傾向が大きな社会問題となっています。

これら事件の背景には様々な要因 があると考えられますが、核家族化や兄弟がいない家族構成、動物を飼育できない生活環境、バーチャルな世界でリセットできる命の感覚等 昔に比べ幼少期から思春期にかけて “いのち”の尊さを学ぶ機会が著しく乏しくなってきていることもその要因一つであると いえるのではないでしょうか。

改めて(次代を担う)思春期の若者が“いのち”の尊さを深く心で感じる機会を設けることで、自己肯定感やより良い人間関係への形成に影響を与えられると考えています。

また、妊婦や乳幼児の子育て中の母親は、子育てのため社会との関係性が持ちづらくなり、社会から必要とされている存在であるとの実感が持ちにくい状況におかれています。
本プログラムは、そのような子育て中の母親が協力者となって思春期の若者へ自身の体験や想いを伝えることが社会貢献となり、協力者自身にも自己有用感が得られる活動となっています。




●学習のねらい


○小さないのちに触れ、尊さを感じる

○母親(周囲の大人)の愛を知り、〝いのち〟が自分のものだけではないことに気づく

○〝いのち〟について自分事として捉える(これまで、現在、未来)

○自分の〝いのち〟と同じように他者の〝いのち〟も尊いものであることを学ぶ


総合学習や家庭科、保健体育、道徳の授業の学習の一環としておすすめしております。

●『いのちの授業』 主な内容

 1 乳児とその家族、妊婦さんとのふれあい体験
 2 妊婦疑似体験
 3 ワークショップ
 4 講話
 (※ 事前打ち合わせにより、内容を選定していきます)

●『いのちの授業』学習プログラム例

<例1> 妊婦とのふれあい体験・妊婦疑似体験・ワークショップ

<例2> 赤ちゃんとのふれあい体験・妊婦疑似体験・講話 

<例3>テーマ別(妊娠・出産・育児)体験談・ワークショップ



●学習のスケジュール 

原則として1クラス単位、2時間連続授業の実施が理想です。(必ずしもこの限りではありません)
事前打ち合わせの後、協力者の調整等が必要となりますので、早め(原則2ヶ月以上前)にご連絡ください。

①上記のお問い合わせフォームよりお問い合わせください

②後日担当よりご連絡させていただきます。

ご質問などにお答えさせていただき、ご依頼いただける場合は打ち合わせ日などを決めさせていただきます。

③双方の都合に合わせて、事前打ち合わせ(会場確認含む)を行います。

図書室や会議室などをご用意いただきます。

④いのちの授業当日

過去に体育館や武道場、図書室などで行わせていただきました。

生徒数や授業の内容により、開催場所の広さが変わります。

坂戸市内、近隣市町村で開催が可能です。

事前打ち合わせ、会場確認、ベビーゲストなど協力者の依頼に時間を要しますので、ご依頼は原則2ヶ月以上前にお願いいたします。

Baby-smile(埼玉県坂戸市 ベビースマイル)